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2012/04/12

5日目

母親は、中二日空いての面会。

午前で学校を引けた鷹と横浜で待ち合わせて、

いっしょに向かう。

病室では、これは父親のほうがその経緯を知っていると思うが、

これまであまり本を読まず、好きな作家は星新一くらいという、

そんな龍が、なぜか村上春樹を読んでいる。

しかも集中して、けっこうな早さで長編を読み進んでいる。

意外、びっくり仰天、メールの文体まで影響を受ける始末。

今日も、続きの巻を持っていった。


ところで、最初は、採血も注射も苦手で怖がっていた龍が、

いまは、本心かどうかはともかく、そんなものへいちゃらだと言う。

「成長したね」とからかうと、「まあね」と答える。

しかし、今日は、耳鼻科の先生による鼻のおそうじ。

怯えてはいなかったけれども、

「痛いけどがんばって」と先生がいらんことを言うものだから、

龍は、つい避けて頭を動かしてしまう。

本人が「押さえてて」というので、母親は、

頭をヘッドレストに押さえつけて手伝う。

「もうだいじょうぶ」と言うから、すぐ解放したけれども、

そのあとの、手術したほうの鼻の穴の番になると、

血のかたまりのような異物がとりだされ、

これがけっこう痛いらしい。

1回、2回、「いたいっと」と言いながらもがんばっていたが、

3回目、大きく顔を背ける。

先生も「無理せず、今日はこのくらいにしときましょう」

と言って、許してくれた。



母親が、看護師さんに、

手術の詳細についてY医師に聞きたいと言ったので、

今日は、またY医師の説明があった。

前に聞いたのと同じなのだが、もう一度よく聞くことができた。

大事なことは「腫瘍ではない」ということ。

「以前に何かしらの腫瘍ができて、それに反応してこういう状態になった」

「下垂体の柄の部分を取り除いて、残存した膜のようなものを取り除いた」

「癒着して取り除けなかった部分は、腫瘍の残りではない」

というところだろうか。

病理からのレポートは、まだ上がってきていないそうだ。

今回は、術前術後のMRの画像を見ながらの説明だった。


龍と鷹の久しぶりの対面であるが、

あいかわらず会話はないけれども、

家の子供部屋で過ごすように、

それぞれ本やコミックを読んだり、おやつを食べたりが、

非日常のなかの日常という感じ。

この日は、やっと差額ベッドから4人部屋への移動。

鷹も荷物を運ぶのを手伝ってくれた。

鷹は、そのあと部活に出ると言って先に帰った。

母親は、7時過ぎまでいてから、帰った。

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