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2012/04/08

手術翌日

翌日は、母親だけが面会時間に合わせて病院へ。

部屋に入ると、龍はぐっすり眠っていた。

寝かせておけばよいものを、その姿に不安になって、

母親は、そっと手を撫でて小声で読んだ。

うっすら目を開けた。

朝ご飯も食べ、自力でトイレにも行ったという。

酸素マスクも、導尿の管も順調に外れてよかった。

点滴の管だけつながれている。

事前に渡された説明では、

点滴は、抗生物質と副腎皮質ホルモンということだ。

尿崩症の点鼻薬は使えないので、注射をしたという。

あとは、痛み止めと止血の薬を飲んでいる。

鼻はガーゼを詰めて、ストロー状の管で排液している。

そこに大き目のガーゼをあてているのだけれども、

それは、自分で適宜交換するように指導も受けたという。

薄桃色の液が染みていた。

あんがい手際よく自分で交換していた。

すぐに昼ごはんの時間になり、粥食が運ばれてきた。

お粥とさばは、何とか食べたが、リンゴや切干大根は残していた。

大きく口を開けられないようだった。

鼻で匂いをかげないから飯がまずい、という話を聞いていたので、

それはかわいそうだと思ったが、

龍は、味がわからないことはない、おいしい、と言っていた。

午後になって、尿量が増えてきたので、また注射。

トイレに行くのに、切開した脚が痛いらしく、

手すりにつかまりながらではあったが、

一人でちゃんと歩いて行けている。

ここでいちいち尿量と比重を計らなければならない。

畜尿して小さな洗濯機のような機械に尿を入れる。

龍は、なんだか慣れた手つきでそんな面倒な作業をこなしていた。

午後はほとんどうとうとしていたが、

『アイ・カーリー』(お気に入りの洋物ドラマ)はしっかり観ていた。

そのうち、夕食の時間になった。

このときは食欲なく、粥やおかずにはほとんど手をつけず、

デザートのキーウィは、おいしい、柔らかい、とぜんぶ平らげた。

面会時間が夜8時までなので、

母親は、7時半ごろ病室を出て帰途についた。

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